神奈川県不動産鑑定協同組合の会員紹介 福田 哲
担当区域 | 横浜市、横須賀市、逗子市、三浦市、葉山町 |
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事務所 | 福田不動産鑑定事務所 |
所在地 | 横浜市神奈川区片倉一丁目2番20-411号 |
アクセス | 市営地下鉄ブルーライン三ツ沢上町駅 徒歩12分 |
電話番号 | 045-548-9983 |
FAX | 045-548-9984 |
鑑定士登録 | 平成14年6月11日 第7089号 |
公職 | 国土交通省地価公示鑑定評価員 神奈川県地価調査鑑定評価員 東京国税局土地鑑定評価員 固定資産鑑定評価員 |
開業前は大手鑑定業者に在籍し多くの案件をこなしてまいりました。在籍中は様々な地域を回りましたが、担当地域が主に神奈川県であったため地の利があり、これを縁に平成15年に神奈川県にて開業いたしました。 開業後は公的評価のほか、地方公共団体からの評価依頼、相続税申告、同族間売買、訴訟に借地借家関連等業務も行っております。
血液型 | A型 |
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星座 | おとめ座 |
趣味 | 草野球(下手の横好きです)、ランニング(遅いです)、晩酌 |
皆様、
不動産鑑定士が普段どのような種類の不動産の評価を行っていると思いますか?
戸建住宅や分譲マンション?いいえ。違います。
一般の方でも ある程度価格が把握できるような物件の依頼は少ないのが実情です。
ではどのような不動産の評価を行っているのかというと、相場の把握が難しい、または相場というものが存在しない特殊な不動産ばかりです。
例えば、私が本年(令和2年)評価を行った主な不動産の種類は、
(一般の住宅地の評価を行う公的評価を除きます)
等々で、一般の住宅は僅かでした。
他の年はというと、
(上記で記載済みの不動産の種類を除きます)
等々で、やはり一般の住宅の評価は殆ど行っていません。
特殊な不動産の評価は多大な時間と労力を要しますが、しかしながら、それこそが「不動産の価格を把握することができる唯一の職業」である不動産鑑定士の存在する意義でもあります。
特殊な不動産の評価を行うには、専門的な知識・経験のみならず実際の取引市場の把握・分析の他に、日々変化する法規制等の改定内容等もアップデートをしていく必要があり、不動産鑑定士にはその努力が求められることになります。
不動産鑑定評価書というものは、一旦、不動産鑑定士の手を離れれば、不動産鑑定士の署名と押印のなされた文書として独り歩きを始め、考えもしない場面、例えば本来そのような目的で発行したものでなくても訴訟の場に突然提出されることさえあります。ですから、それはどこに出されても否定されない万全な内容にしておく必要があります。
万全な不動産鑑定評価書を書き続けるためにも、自己研鑽は不動産鑑定士にとって欠かせないものなのです。
最近、AIの登場で様々な職業が消えるといった報道がなされ、実情を知らない方からは、不動産鑑定士に関しても存続が危ういかのような言われ方をされることがあります。 もし不動産鑑定士が、相場の把握が容易な一般の戸建住宅やマンションの評価ばかりをしていたとしたら、間違いなく仕事を奪われる対象になっていたでしょう。 しかしながら、前述のとおり、相場の把握が困難な特殊な不動産の評価をしっかり行っていく限り、当面はその心配はないものと思っています。
不動産鑑定士は日々特殊な不動産と向き合って業務を行っており、同時に新しい知識を学びながら日々研鑽を積み、まさに不動産の価格に関する専門家と呼ばれる職業としてその名に恥じぬ努力を行っております。
どんな不動産でも対応可能ですので、安心してお任せください。