不動産鑑定士 谷口 洋介 TANIGUCHI YOUSUKE

谷口洋介

担当区域 座間市、大和市、綾瀬市、海老名市、相模原市
事務所 谷口不動産鑑定事務所
事務所登録 神奈川県知事登録(3)第449号
所在地 座間市相模が丘5-44-9
アクセス 小田急小田原線 小田急相模原駅 徒歩12分
電話番号 042-705-4181
FAX 042-742-5731
鑑定士登録 平成21年3月11日 第8684号
公職 国土交通省地価公示鑑定評価員
神奈川県地価調査鑑定評価員
東京国税局土地鑑定評価員
facebook:最新情報は以下をご覧ください。

谷口不動産鑑定事務所 MAP

自己紹介

ご挨拶

はじめまして。不動産鑑定士の谷口洋介と申します。

神奈川県座間市で育ち、平成21年より当地で開業しております。当組合での業務を通じて、地域の皆様にご恩返しをしたいと思っております。
神奈川県内、主に相模原市、大和市、座間市、愛川町ほかの不動産鑑定評価と物件調査等の業務を行っています。

不動産の悩みを抱えられた個人ユーザー様、法人様、弁護士様、税理士様、会計士様、皆様のお役に立てるよう頑張って参ります。お気軽にご相談下さい。

雑感│不動産鑑定という仕事のたのしさ

わたくしは昭和45年生まれですので、人生をマラソンに例えると2020年現在は折り返し地点を過ぎたところでしょうか。
あと50年もすれば、自分は確実に今ある状態では存在していないのだと思うと、はかないものだなあとさみしく思います。
ただ、世代の移り変わりがあっても、いまわたしたちが生活基盤としている不動産(とりわけ土地)は永続性・不変性があって、これからも半永久的に存在しつづけていくものと考えますと(利用方法は建て替えられたりして変化していきますが)、将来につながる希望が感じられます。

自分がいなくなってもこの不動産は存在しつづけるのだなと。

この不動産を対象とする仕事というのは興味深く、不動産鑑定士という職業は味わい深い生業と感じます。

所有権という線で囲った特定の地域の特定の土地について、経済的価値はどの程度であるかを第三者的立場から考えて自らの判断をする。判断過程では、その不動産じたいと、謄本(全部事項証明書など)と、その所有者・関係者と、近隣地域と、対話していく。広域的に面的にも考察する。歴史にも触れる。

不動産じたいが喋りはしなくとも、過去から現在いろいろな人の活動に立ち会ってきたし、将来これからも様々なドラマの目撃者となっていくのでしょう。その不動産が見てきた様々な人々・事柄を想像しながら評価を行っていく。

多くを考えずに選んだ仕事でしたが、よい生業を得られたと思っております。

龍安寺

龍安寺(好きな場所です)

太古の昔から静かな時が流れているような「石庭」を持つ、言わずと知れた京都の禅寺ですが、土地の歴史を紐解けば、決して「静か」な時ばかりではなかったことが分かります。

この地域一帯は、平安中期(984年)には円融天皇の御願寺である円融寺の敷地であり、平安末期には公卿徳大寺実能により徳大寺の一部となり、現在の龍安寺となったのは1450年室町幕府の管領 細川勝元によってでした。
さらにその後の600年。時代のうねりの中、この地を駆け抜けた多くの人の栄華と零落の物語とともに、龍安寺も興隆と衰退を重ねて現在に至ります。
ここに立つと、そこに生きた人の熱い眼差しを感じる気がします。